浅はかなノリ
あるとき友人についていかれ、二次会として夜11時頃か、南京西路近くのあるバーに行った。
日本人の集まる、日本人のノリのバーだ。
そこにいた友人の友人と一緒に飲むことになる。何かとハイテンションな30代前半。
イェーイ的なノリのよくいるやつ。
僕は人と話すとき相づちとかリアクションとるの苦手。苦手というより、なんか商社マンの営業みたいな媚びている感じが気持ちが悪い。
それに、なんか小洒落たリズムにのせた言い回しとか、表情豊富に使うとかいうのは慣れていない。こういうのやる人はだいたい同じノリを求めてくる。
そこに僕は基本的にのらない。
そのままちょっと続けると、のり悪いと思われ、楽しいことあるんですかとか、 はめ外したりするんですか、真面目ですね僕はちゃらんぽらんです、みたいな感じで溝を作ってくる。別に彼を否定するつもりではないのに、そいつは自分の態度を押し付ける。こういうのが粋なんだと、いいたいのか。
こういう奴ほどたち悪いのはない。死んでほしい。殺したい。
だって全くといっていいほどつまらないんだもん。そいつの浅はかなノリが。
僕は以前芸人であったので、もっと面白いことはやろうと思えばできるが、その場でそんなのやろうと思わない。こういうくそみたいなレベル低いやつはあかん。聞くところ、なんかの事業をやっているらしく規模を拡大したいらしい。自分がサラリーマンと違って特別な人間だと思っているのだろう。
もっと広い視点を持てよ。