国を敵にしちゃだめというのがよく分かる
最近、昔の友だちと会うことが多い。
仲の良い友人と楽しく飲むのはいいが、やっぱり関係性やコミュニケーションが変わっている。もう30だからね。
なんというか、うまくいえないけど、万人の万人に対する戦いの世界が意識された上で、対峙しているという感じがする。
簡単にいえば、「友人だからといって何か変なことが少しでもあれば、私は守るものもあるので、距離置きますよ」という感じだ。あたりまえといえばあたりまえだが、30になってまわりと接するとこれを感じる。
大事なのはこれから。これは、もっと他人になってくるとよりいっそう強くなる傾向だ。30になれば、家族もいるだろうし、世の中に変な奴が多いことはわかってくる。
そういうやつには、情など関係なく、文字通りルールや法律にそって冷徹に対処するのが王道だとみんな分かっている。
佐藤優やホリエモンなど、身内にいくら有力者がいても、国という大きな仕組みには抗えなかった。上が大きな組織で決めたことに個人やその友だちではかなわない。
なんつうか、ルールが明確になって融通が利かなくなっている実感はある。でもその反面、ルールが明確になり行動しやすい。