親父
親父を殺したい。
殺してやりたい。でも、殺したら後悔するだろう。
志賀直哉並に和解するのは無理だ。
なんでだろう。でも実際は殺そうなんて思わない。どちらかというと完全に忘却したい。関わりたくないのだ。
なんでだろう。さんざん自分勝手なことをしたこいつが許せない。母親に迷惑をかけ、自分も幼少期からさんざん悩まされた。しかし、暴力や怒ったりするわけではない。いつもへらへらしている。それでいてカネを使い込んだり、なくしたり、酔っ払って昼まで寝てたりお洩らししたり。くそだ。
一番うざいのは全く反論しないことだ。弱い人間なのだ。でも、大声話し、いきがり強いもののように振る舞う。さもしいやつ。浅ましい人間である。
こいつを見ているよよくわかる。危害を加えなければ何をやってもいい、というのは、もっとも悪質である。ストレスがたまる。
殺しなどとんでもない。こいつのために自分の人生が狂わされてどうする。ただたんに、記憶から消し去りたい。
つっても悩まされるのもやだからまあポジティブにいきましょう。